2013年 03月 19日

カタクリ~夢を叶えた小さな花

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カタクリは、芽生えてから五年たっても六年たっても、花を咲かせることができない。

早春の光を短い期間しか受けられないので、つくられる養分もごくわずか。
芽生えの年は、糸のように細い葉をつけるだけ。
二年目にやっと一センチメートルほどの葉をつける。
その小さな葉で光合成をして、できたわずかな養分を根に貯めてすぐ枯れる。
毎年それをくりかえし、十年近くもかけてやっと一輪の花を咲かせる。


長い年月をかけてようやく大切な夢をかなえる人のような、早春の小さな花。


          『森の本』より引用。



写真は去年撮ったものです。

今年、撮りに行く時間があるか…^^;


上に載せた文は 私の大好きな『森の本』からの引用です。

長い長い年月をかけてやっと咲いた小さな花たち…。


スプリングエフェメラルと呼ばれる 儚い生命の小さな花たち。

『春の儚い生命…』






去年、御前山に行ったときに カタクリの群生地にロープが張られていました。
悲しい光景。

持っていかないでほしい。 傷つけないでほしい。


やっと夢を叶えた、小さな花たちを…。



山に咲く花、野に咲く花は そこにいるからこそ美しいのだから…。



私はやっぱり、自然保護のために何かをしたいな。

それが私にできるかもしれない、たった一つのお礼だから…。

by m-kotsubu | 2013-03-19 00:25 | 山歩き


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