空に近い週末 ~ めっせーじ♪ Vol.2

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2013年 06月 14日

雨の屋久島物語 (3) ひとりぼっちのヤクシカ

ちょっと順不同になります。

今日 UPすることは、絶対に書いておきたかったこと。


1日めの夜、雨はしだいに激しさを増し、
屋久杉へ向かう登山道以外は 全ての山への道は通行止となり、山にも入山規制がひかれました。

もののけの森…白谷雲水峡へ行くという 私の願いは この時ほぼ絶たれました。

それでも、私は心のどこかで この雨がやみ、森に会いに行けるのを信じていたのですが…。


2日め、やはり雨はやまず…。

どうすることもできず、雨の中 島を一周することにしました。


屋久島は不思議な島。

島の反対側は もともと雨が少ない地域で 時々日も差したりしました。


山は荒れていました。

道路には 大きな木が落ちていたり、石が転がっていたり
ところどころには 水が吹き出していて…。

いつもはたくさんのヤクシカやサルに出会えるという場所にも 動物たちは見当たりませんでした。

動物たちも、私に姿を見せてくれない… 悲しかったな。


そんな時、1頭のヤクシカに出会います。


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最初は わからなかった。

夢中で写真を撮っていました。

でも… 何か違和感を感じたのです。


シカが去ってから、すぐ写真を見直し あることに気づきました。

この子は…・


たぶん観察用。 耳に印をつけられている…。


あとから聞きました。

普通、シカは何頭かで群れているもの。

でも、人間の手に触れられてしまったシカは もう群れには戻れないのだそうです。

仲間に受け入れてもらえない。


シカの生態など、詳しいことは不勉強でよくわかりません。

でも、そのことが本当ならば この子は一生こうして一人で生きていかなくてはならない。


ごめんなさい…。

私は今でも この子のことを思い出すと 涙がとまらない。


あの時私を見つめていた目は 何を訴えていたのか・・・。


悲しくて そして優しい瞳でした。



                                         続く。


※ちょっといろいろで ご訪問ができずにいます。 すみません…m(_ _)m
 落ち着いたら 伺います。

by m-kotsubu | 2013-06-14 22:45 | 山歩き


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