空に近い週末 ~ めっせーじ♪ Vol.2

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2013年 12月 27日

小笠原旅行記~ ① 旅立ち

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2013. 12. 21 ~12.26  ogasawara


12月21日 快晴。

真っ青な空の下、おがさわら丸は竹芝桟橋をゆっくりと出て行く。

それは、私のささやかな そして大きな旅の始まりだった。



仕事先の事情で 今まで20日間は翌年に繰り越せていた有給が3月で一度0になってしまう。
それが決定したのは 11月頃だったかな。

その時点で、私の有給は、まだ30日近く残っていました。


旅にでようか・・・。


その頃の私は ちょっといろいろなことに疲れていました。

ここではうまく説明できないけれど。


今までただただ上を目指して山に登ってきて 憧れていた 槍にも奥穂にも行くことができた。

それはそれで、とても嬉しくて 満足だったのだけれど・・・。

なんか違う気がした。

私は 大切な何かを置き去りにしてきてしまったような気がしたのです。


山を始めた頃の純粋な気持ち。

ただ、自然の中にいるだけで嬉しかった あの頃の気持ちや
自然や景色を愛おしみながら ゆっくり歩くこと。

好きな写真を心ゆくまで撮ること。

そんな私にとって大切なことを 私はどこかに置き去りにしてきてしまったのです。


自分を取り戻さなければ・・・。


なぜ、小笠原だったのか・・・

それはいまだにわかりません。


小笠原は、前から行きたかったけれど どうしても・・・っていうほど強い気持ちはそれまでなかったし。

船で行かなくてはならないことはわかっていたけれど
6日に一度しか船がないことや 25時間かかること、そんなことは全く知りませんでした。^^;

でも、なぜか そのとき、あの島に呼ばれた・・・今となっては そう思うしかない。(笑)


いきなり思いついたのです。

そうだ、小笠原へ行こうって。 


人はたぶん 何かを決心するときや、何かを終わりにするときに 何かきっかけが必要になるのじゃないかな。

私にとって小笠原に行くということは そんな意味を持ったものでした。


今まで山には 一人で行っていたけれど、こんなに長い時間の一人旅は初めてだし
しかも初めての船旅。

不安がなかったといえば嘘になります。


でも、私は思いついたら 即実行・・・の人なので (これは結構失敗もしているのですが・・)
私の小笠原への思いは 日に日に増していきました。

大丈夫。 たぶんなんとかなるだろう。 ← 結局最後はこれで片付ける。(笑)


そして私は この日を迎えるのです。

自分の中に渦巻く さまざまな葛藤はまだあったけれど・・・。


もう全部終わりにしよう。  

この旅で、全部。

そんなふうに思っていたけれど、私はやっぱり だんだん東京から離れていく船の上で泣いていました。


悲しいわけではなく、さびしいわけでもない。

なんで涙が出るのかな。


たぶん、船の旅立ちというのは ちょっとセンチになる。(笑)


旅立ちの日の空は 真っ青で・・・。

そして 気がつくと、私は青い青い海の真ん中にぽつんといるのでした。


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大きな大きな海の真ん中に・・・。







昨日、25時間の船旅を終え 家に戻った私のPCに 
2日間 私のガイドをしてくださった シマさんからの写真が届いていました。

その写真の中の私は 本当に子どもみたいに楽しそうに歩き、写真を撮っていました。

あぁ・・・ 私は私に戻れたかな。

そう思いました。

ありがとう。  小笠原の森。   


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                                                PHOTO by シマさん

by m-kotsubu | 2013-12-27 23:21 | | Comments(0)


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